ホテルで使う英語フレーズ15選|チェックインから部屋の不具合まで

海外のホテルで使える英語15表現を、返答例と日本語訳つきで紹介。チェックイン、朝食の確認、タオルの追加、部屋の不具合、チェックアウトまで、自分に必要な5つを選んで練習できます。

2026年10月20日読了時間:約4分
ホテルで使う英語フレーズ15選|チェックインから部屋の不具合まで
実生活の言語

ホテルで使う英語フレーズは、まず「何をしたいか」を短く伝える形で用意すると使いやすくなります。チェックインなら I'd like to check in, please.、お願いなら Could I have ...? が出発点です。

場面英語フレーズ日本語の意味
到着① I'd like to check in, please.チェックインをお願いします。
予約名② I have a reservation under Tanaka.田中の名前で予約しています。
朝食の料金③ Is breakfast included?朝食は宿泊料金に含まれていますか?
朝食の時間④ What time is breakfast?朝食は何時ですか?
退室時刻⑤ What time is check-out?チェックアウトは何時ですか?
Wi-Fi⑥ Could I have the Wi-Fi password, please?Wi-Fiのパスワードを教えていただけますか?
タオルの追加⑦ Could I have two extra towels, please?タオルを追加で2枚いただけますか?
荷物預かり⑧ Could I leave my luggage here, please?ここで荷物を預かっていただけますか?
空調の不具合⑨ The air conditioning doesn't work.エアコンが動きません。
お湯の不具合⑩ There's no hot water.お湯が出ません。
設備の確認⑪ Could someone come and check, please?どなたか来て確認していただけますか?
聞き返し⑫ Could you say that again, please?もう一度言っていただけますか?
話す速さ⑬ Could you speak more slowly, please?もう少しゆっくり話していただけますか?
退室⑭ I'd like to check out, please.チェックアウトをお願いします。
領収書⑮ Could I have a receipt, please?領収書をいただけますか?

以下のやり取りは、練習用の想定会話例です。時間や条件、スタッフの対応は架空の例で、実際にはホテルによって異なります。

チェックイン:予約名を伝える2表現

到着したら、①でチェックインを申し出て、②で予約名を伝えます。一度に長く話そうとせず、相手の質問に合わせて分けて言っても大丈夫です。

あなた: ① I'd like to check in, please. チェックインをお願いします。 スタッフ: May I have your name, please? お名前を教えていただけますか? あなた: ② I have a reservation under Tanaka. 田中の名前で予約しています。

under + 予約名の形で、Tanaka を予約に使った名前に替えます。名前だけを聞かれたら、Tanaka. と短く答えることもできます。

続いて、次のように尋ねられる場合もあります。

スタッフ: May I see your passport, please? パスポートを見せていただけますか? あなた: Here you are. はい、どうぞ。

これはパスポートを差し出す場面の返答例で、すべてのホテルで同じ確認が行われるという意味ではありません。

①のような到着時の表現は、ホテルのチェックイン会話教材でも紹介されています。

確認:朝食・チェックアウト時刻・Wi-Fi

朝食については、「料金に含まれるか」と「何時か」を別々に聞くと、知りたいことがはっきりします。

あなたの質問スタッフの返答例返答の意味
③ Is breakfast included?Yes, it is.はい、含まれています。
④ What time is breakfast?From seven to ten.7時から10時までです。
⑤ What time is check-out?At eleven.11時です。
⑥ Could I have the Wi-Fi password, please?It's on your key card.キーカードに書いてあります。

included は「含まれている」という意味です。③で確認するのは宿泊料金に朝食が含まれているかで、朝食の時間ではありません。また、④の返答の from ... to ... は「〜から〜まで」を表します。

⑥の Could I have ..., please? は、物や情報を丁寧にお願いする形です。パスワードの案内方法はホテルによって違うため、返答を聞いて確認しましょう。

お願い:タオルの追加と荷物の預かり

タオルが足りないときは、⑦を使えます。extra は「追加の」という意味です。

あなた: ⑦ Could I have two extra towels, please? タオルを追加で2枚いただけますか? スタッフ: Certainly. What room are you in? かしこまりました。何号室にお泊まりですか? あなた: Room 305. 305号室です。

欲しい物を替えるなら、two extra towels を a blanket に替えてみてください。

  • Could I have a blanket, please? — 毛布を1枚いただけますか?

towel=タオル、blanket=毛布 という単語の意味と、お願いする文の形を一緒に押さえると、必要な物に合わせて使えます。練習の組み立て方は、単語とフレーズの覚え分けも参考になります。

荷物を預けたいときは、⑧です。

あなた: ⑧ Could I leave my luggage here, please? ここで荷物を預かっていただけますか? スタッフ: Yes, we'll keep it here. はい、こちらでお預かりします。

これは預かってもらえる場合の返答例です。預かりの可否や料金はホテル次第なので、無料と決めつけないようにしましょう。料金も確認したいなら、Is there a charge?(料金はかかりますか?) と続けられます。

部屋の不具合:空調とお湯の問題を伝える

部屋の設備に問題があるときは、原因を説明しようとせず、まず今の状態を伝えます。

  • ⑨ The air conditioning doesn't work. — エアコンが動きません。
  • ⑩ There's no hot water. — お湯が出ません。

この2つは、ホテル英語の表現集でも扱われている症状の伝え方です。⑩の There's は There is を短くした形です。

電話なら、先に部屋番号を添えると、どの部屋の話か伝わります。そのあとに症状、最後に⑪の確認依頼を続けます。

あなた: This is room 305. There's no hot water. Could someone come and check, please? 305号室です。お湯が出ません。どなたか来て確認していただけますか? スタッフ: We'll send someone up. そちらに係の者を向かわせます。

フロントで部屋番号を言わずに伝えた場合は、What room are you in?(何号室にお泊まりですか?) と聞かれることもあります。Room 305. のように答えましょう。

We'll send someone up. は、人を向かわせるという返答です。修理が完了した、あるいは必ず直るという約束ではありません。

聞き返し:分からないまま返事をしない

質問を言えたあと、返答が速くて聞き取れないこともあります。そんなときのために、私は次の2つも一緒に準備しておくことをおすすめします。

  • ⑫ Could you say that again, please? — もう一度言っていただけますか?
  • ⑬ Could you speak more slowly, please? — もう少しゆっくり話していただけますか?

⑫は「繰り返してほしい」、⑬は「速度を落としてほしい」というお願いです。

スタッフ: Breakfast is from seven to ten. 朝食は7時から10時までです。 あなた: Could you speak more slowly, please? もう少しゆっくり話していただけますか? スタッフ: From seven … to ten. 7時から……10時までです。

聞き取れた時間を From seven to ten?(7時から10時ですか?) と繰り返して確認することもできます。分からないまま Yes. と答えるより、必要な部分を確かめましょう。

チェックアウト:退室と領収書のお願い

退室の手続きは、①の check in を check out に替えた⑭で申し出られます。

あなた: ⑭ I'd like to check out, please. チェックアウトをお願いします。 スタッフ: What room were you in? 何号室にお泊まりでしたか? あなた: Room 305. 305号室です。

領収書が必要なら、⑮を添えます。receipt は「領収書」です。

あなた: ⑮ Could I have a receipt, please? 領収書をいただけますか? スタッフ: Certainly. かしこまりました。

支払い方法や精算のタイミングは予約条件などによって異なります。このやり取りだけで精算が完了したとは考えず、案内を確認してください。

旅行前の練習:自分用に5表現を選ぶ

最初から15表現すべてを覚える必要はありません。まずは次の5つを選ぶと、予約名・確認・依頼・不具合・聞き返しを一つずつ練習できます。

練習する場面選ぶ表現の例
予約名を伝える② I have a reservation under Tanaka.
朝食の条件を確認する③ Is breakfast included?
必要な物を頼む⑦ Could I have two extra towels, please?
部屋の問題を伝える⑨ The air conditioning doesn't work.
返答を聞き直す⑫ Could you say that again, please?

練習は、次の順で進めてみてください。

  1. 日本語の場面だけを見る。 「予約名を伝えたい」など、何をする場面か思い浮かべます。
  2. 英語を声に出す。 すぐ出てこなければ、英文を見て言い直します。
  3. 返答例の意味を確認する。 「何号室ですか?」と聞かれたら、部屋番号を答えるところまで練習します。
  4. 名前や物を替える。 Tanakaを自分の予約名に、two extra towelsをa blanketに替えます。

スタッフ側の返答や部屋番号も練習に使いますが、これらは①〜⑮を補う発話です。新しい表現を増やすより、まず選んだ表現で短い往復を作ってみましょう。保存した英語フレーズを使うための工夫も、見返すだけで終わらせない練習の参考になります。

練習用にまとめるなら、LingoTimの自作デッキに選んだ5表現を入れ、音声再生で確認する方法もあります。

最後に、その5表現をスマートフォンのメモなど、旅行中にすぐ見返せる形で残しておきましょう。目指すのは全部をすらすら言うことより、必要なことを伝え、相手の返答を確かめられることです。